iPhone 13 miniをiPhone 15 Proが発売された後でも買った話
みなさんこんにちは
M3 McBook Air 13inchを最近買ってホックホクのpon sukeです
今回はiPhoneを買うときに何を買おうか無茶苦茶悩んだので、それについての思い出を書いていきます。
ちょうど買い替え時かなあと思ってる人に刺さるといいな
結果的に「iPhone 13 mini」を中古で購入しました。

※ミッドナイトカラーを買ったよ、写真で見ると黒いけど本体見てみると若干青いよ
そんで、めっっっちゃくちゃ気に入ってます
最初にiPhone 13 miniを買う決め手についてです。
買った決め手は、大きく分けて以下の4つかなと思います。
- 次の買い替えまで4年はもってくれそうなので十分
- 使える年数に対するコスパ(価格/年数)がいい
- MagSafeに対応してる
- 小さい
ここからこの決め手それぞれについて詳細を話していきます。
そんなにいっぱい記事読みたくねえよ!という人のために、逆にiPhone 13 miniをお勧めしない人と、その人が買うべきと思うiPhoneを先に書いておきます。
・とにかく同じ端末を長く使いたい人、買い替えの回数を減らしたい人
iPhone 15 Proを買いましょう。多分6年ぐらい使えます。(2024年3月29日現在)
iPhone 15無印を買うとチップが一年前のiPhone 14 Proと同じものが搭載されているのでたぶん5年しか持ちません。
・中古が嫌な人
miniシリーズはもう新品が製造されていません。なのでどうしても買うとなると中古を買うしかありません。
買う方法はメルカリやBack market、中古ショップなどに限られます。
・手が大きい人、細かい字が読みづらい人
miniは多分小さいです。最新iPhoneの無印かPro、もっと大きいのが好みであればPlusやMaxを選びましょう
次の買い替えまで4年はもってくれそうなので十分
みなさんはiPhoneを買い替えるタイミングはどうやって決めていますか?
自分は
「最新iOSに対応しないことが発表された時」
です
iPhone 13 miniを買う前に使っていたのはiPhone Xでした。Xの無印です。
ちなみにかなり満足して使っていました。
けど、2023年9月19日に発表されたiOS17でついにiPhone Xは対応から外されました。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iphe3fa5df43/ios
悲しいかな
このiOS17で2017年の秋頃に発売されたiPhone 8とiPhone Xが最新iOSの対応から外されたという感じです。
自分は発売すぐに買ったので、iPhone Xは大体6年間使うことができました。うん、十分満足。
Appleは基本的に最新iOSの発表を6月ごろのWWDCで発表して、それを同年の秋頃にリリースします。そんで、iPhoneも大体秋頃に毎年新しいのが発表されます。
なので、iOSのリリースとiPhoneの発売時期がかなり近い設定になってます。
(自分と同じ考えの人の買い替えを促すようになってるのかも...?)
そして、毎年新しいiOSがリリースされるたび、一つ前のiOSでギリギリ対応していた機種が対象から外される、というのを繰り返しています(多分)。
この「ギリギリ対応していた機種」は、チップのナンバリングをベースに決められているようです(多分)。
iPhone 8とiPhone Xは同年(2017年)発売のため、どちらもA11 Bionicが搭載されています。
次年(2018年)発売のiPhone XS、iPhone XRにはA12が、さらにその次年(2019年)発売のiPhone 11にはA13が、、、という感じに毎年チップのナンバリングの数字が一つずつ大きくなっています。
(ちなみにiPhone 14の年からProにしか最新チップは積まれず、無印やPlusには一年前のProのチップが積まれる流れになってます。詳細は「iPhone 15を買うならProを買った方がいいんじゃね?」のブログページに書く予定です。)
なので、2024年の秋頃にキットリリースされるであろうiOS18でA12を搭載する端末がきっと対応から外れる、という順序なわけですね。
この流れをベースに考えていくと、基本的にiPhoneというものは
「最新の機種を買えば、大体6年ぐらい使える」
ということになります。
では、iPhone 13 miniは何年もつのでしょうか?
ここまでの話を踏まえていく、またAppleがこれまでの流れを今後も踏襲していくとすると、A15を搭載しているiPhone 13シリーズは
「iOS 21が発表されるであろう2027年秋頃まで使える」
と考えられます。
予想される今後の最新iOSの対応表
iOS 17(2023秋) → A11が非対応
iOS 18(2024秋) → A12が非対応
iOS 19(2025秋) → A13が非対応
iOS 20(2026秋) → A14が非対応
iOS 21(2027秋) → A15が非対応
自分は2023年12月ごろに購入しました。
つまり、大体4年、今(2024年3月29日現在)買っても3年半ぐらいはiPhone 13 miniを使い続けられるということになります。
・・・少し話がそれます。
iPhone Xは6年間ばっちり使いましたが、まあ4年も使えればいいかなあと今回は思いました。
正直6年間使ってると、最新iPhoneにある機能が羨ましいな〜となってました。
特に大きかったのがMagSafe
iPhone Xもワイヤレス充電には対応してるんですが、これがズレるズレる、、、
ワイヤレス充電機に置いて朝起きたら充電されてないとかあるあるでした。
その心配がなくなったiPhone 12 以降に搭載されてるMagSafeが胃から手が出たぐらいには羨ましかったです。
今回iPhoneを買い替えるにあたって、ここ最近はDynamic Islandやディスプレイの常時表示・ProMotionあたりがいい感じな進化だな〜と思っていました。
ただ、この進化に払う値段にしては高すぎると判断しました。(次の章で話すコスパとの天秤)
でも、もしかしたら来年のiPhoneで今度は腸から手が出るぐらい最高の機能が追加されるかもしれません。
自分はそういう時にすごく我慢強い人間ではないので、「今回iPhone 15 Proを買っても、6年ばっちり使いきれずに途中で買い替えてしまう」可能性があると考えました。
これやっちゃうと急にコスパの話とか何年使えるとかの話が吹っ飛んじゃいます。
「じゃあ自分はそんなに同じ端末を長く使えることにこだわらなくてもいいんじゃね?最長の6年にこだわらずに適度に4年ぐらい使えればいいや」
となった具合です。
※じゃあiPhone 12 miniはダメなん?と聞こえてきそうですが、逆に納得いく進化が今後出てこなかった時になるたけ長く使いたいという気持ちで13 miniにしました。
使える年数に対するコスパ(価格/年数)がいい
ひとつ前の章で、
「最新の機種を買えば、大体6年ぐらい使える」
という話をしました。
つまり、一年前発売のiPhoneなら大体5年、2年前発売なら大体4年、、、というふうになってるわけです。
今回この「使える年数に対するコスパ」をiPhone 15 Pro、iPhone 15、iPhone 14 Pro、iPhone 14、iPhone 13 Pro、iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone SE(第三世代)で比較を考えました。
使える年数に対する各iPhoneのコスパ比較表
iPhone 15 Pro 159,800円 / 6年 = 26,633.33
iPhone 15 124,800円 / 5年 = 24,960
iPhone 14 Pro 131,000円 / 5年 = 26,200
iPhone 14 112,800円 / 4年 = 28,200
iPhone 13 Pro 102,969円 / 4年 = 25,742.25
iPhone 13 95,800円 / 4年 = 23,950
iPhone 13 mini 65,000円 / 4年 = 16,250
iPhone SE 62,800円 / 4年 = 15,700
(Apple公式で値段がわからないもの(iPhone 14 Pro、iPhone 13 pro)は、Amazonの整備済み品の値段を参考にしています)
(iPhone 13 miniは自分が中古で購入した時の大体の値段で書きました)
上記のコスパ比較表を見ていただくと分かる通り、iPhone 13 miniとiPhone SEのコスパがとんでもなく良いことがわかると思います。
もちろん、もちろんiPhone 13 miniだけ新品や整備済み品のような確実な美品でないゆえであるのは頭の片隅に入れてください。
自分は「本当なら新品を買いたいけど、納得がいく綺麗なのがあれば・もしくは仕方がないなら中古でもいいかな」ぐらいの感覚を持つ人間です。
ここで、
「iPhone 13 miniはもう製造されていないくて、中古を買うしかないのは仕方がない」
という自分の中での言い訳が頭をよぎりました。
中古を買わざるをえないのはしょうがないこと!
mini以外だと新品や整備済み品を買いたくなっちゃう!
じゃあぶっちぎりでコスパがいいiPhone 13 miniを買おう!
こういう流れが決め手の一つになった次第です
比較にiPhone SEがあるし、そっちの方がコスパいいじゃん。と言われますが一度全画面iPhoneに慣れたら戻れなかったわ
iPhone 8を体験として友人に貸してもらって数日使ったけど、全画面じゃない、、、ってなっちゃいました
それにiPhone SEはMagSafeに対応してないんや、、、
MagSafeに対応してる
最近新しいiPhoneでみなさんが注目してる機能はなんでしょうか
iPhone 14から衝突事故検出が追加されました
iPhone 14 ProではノッチがDynamic Islandに変わりました
Proバージョンでは、常時表示・120Hzまでぬるぬる動くProMotionが搭載されたディスプレイになりました
ProバージョンのカメラにはナイトモードやRAW撮影に対応しました
iPhone 15 Proは素材がチタニウムになったり、端子がUSB-Cになりました。
着信/消音スイッチがアクションボタンになったりもしました。
実は半年ぐらいiPhone 14 Proを使っていた(借りてた)身としての感想も入るのですが、この進化はまあなくてもええか!という考えに行きつきました。
(衝突事故検出は衝突事故に遭わなかった幸運のおかげで恩恵を受けていない説は大いにあります)
Dynamic Islandはめっちゃかっこよかったです。通知のモーションとか、音楽再生時にCDのジャケットが見れるのとか気持ちよかった。
常時表示もめっちゃよかったです。スマホをテーブルに放置して他のことをすることが多いので(ご飯食べたり漫画読んだり)、ふとスマホを見たら何も触らずに時計や通知が見れるのは最高でした。
ProMotionは神でした。他の画面が全てカクついてるように見えてしまうぐらいにはぬっるぬる動きました。
カメラは自分はそんなにこだわりがないのでよく分かりませんでした。
で、iPhone 14 Proを貸してくれてた人に返却しました。
iPhone Xに逆戻りです。
...数日でこれらの進化の恩恵は「まあいいか」になりました。
常時表示の恩恵が忘れられないかと思ったら、部屋にも世界にもいっぱい時計がありました。
ProMotionも数日たったらiPhone Xも十分ぬるぬるかも、って感じに慣れました。
じゃあここら辺の機能はとりあえずなくてもいっか〜、それよりコスパ気にするか〜となった次第です。
(機能面やスペック面はユーザにもよるので一概には言えないですが、自分は13あたりの機能で落ち着けそうと思った感じ。)
iPhone 15 ProのチタニウムとかUSB-Cはどうなん!というところですが、正直使ったことないのでわからないとしか言えないのが本音です。
でも、次章で話す「小ささ」に関しても言えるのですが、チタニウムによる恩恵を自分は「筐体が小さくなること」として捉えたので、miniがいいかなとなった感じ。
USB-Cについては、今までiPhoneを使い続けてきて周りにはlightningケーブルが溢れていたし、モバイルバッテリーもlightning端子が付属のを使ってるから、恩恵をそんなに感じなかった次第。
ちなみにめちゃくちゃおすすめのモバイルバッテリー↓
TNTOR モバイルバッテリー 軽量 小型 超薄 6.8mm 5000mAh ケーブル内蔵
アクションボタンはどうですか?使ってる方は感想を教えて欲しいです。自分はiPhoneを朝のアラームに使ってるので、一瞬で消音を切り替えられる今までのスイッチの方が好みかなと思ってます。
そんなこんなで機能に関して悩んだ結果、逆にiPhone Xで苦しかったことってなんだっけ?に回帰しました。
そうだ!!!MagSafeだ!!!
iPhone 12以降のシリーズは全てMagSafeに対応しているので、iPhone 13 miniでもその恩恵は受けられます。
miniサイズでMagSafeが使いにくいこともないのかな、、と心配していたんですが、杞憂に終わりました。
MagSafe対応のモバイルバッテリーとかで、少し本体からモババがはみ出てしまうこともあるらしいですが、はみ出ても6mmぐらいっぽいので今も特に心配はしてません。
小さい
miniだから当たり前だろって怒られそうですが、やっぱり最大の特徴です。
https://www.apple.com/jp/iphone/compare/?modelList=iphone-15-pro,iphone-13,iphone-13-mini
↑iPhone 15 ProとiPhone 13とiPhone 13 miniのサイズ比較
iPhone 15 Proの素材がチタニウムになったことで、若干今までの無印のサイズより小さくなったものの、miniには及ばない大きさ
(開発者モードで中間のelementを消してスクショ撮ってます。あしからず)
普段みなさんはどうやってiPhoneを握っていますか?
・非利き手で握って利き手の人差し指で操作
・両手で握って両方の親指で操作
・利き手で握って利き手の親指で操作
これぐらいかのパターンがあるかなと思います。
ちなみに自分は3番目の「利き手で握って利き手の親指で操作」が基本形の人間です。右利きです。
タブレットはiPadを使っていて、それは1番目か2番目の持ち方をしています。
なので、iPhoneを使うときは片手だけで使いたいな!というタブレットであるiPadとの棲み分けがしたかった、というモチベーションが根底にあります。
自分は少し手が小さい方なのもあって、iPhone Xでさえ少し片手で操作するには手こずる面もありました。
画面の左側が親指で少し届きづらかったり、落としてしまうのではないかという心配がいつもあったり、、、
この使用感に関しては、今店舗で握って試すことができないので、
ホームページで紹介されているサイズを参考に紙を切って握ってみたり、
実際にiPhone 12 miniやiPhone 13 miniを使ってる人のを軽く触らせてもらうなどするのが一番と思います。
自分はたまたまiPhone 12 miniを使ってる友人がいたので、少し握らせてもらってこれだ!となりました。
上記で紹介した1番目や2番目の持ち方をする方にはこの「小ささ」が刺さるかどうか分かりませんが、
自分と同じように「iPhoneなら片手操作やろ!」という方には、まず一度このサイズ感を体感してほしいなと思います。
いっぱい書きました、次買うiPhoneを悩みに悩んだ思い出を振り返れて楽しかったです。
以上です!